TortoiseGitで過去改変する方法

1. 初めに

コミットやプッシュの後に資産やメッセージの編集が必要になることが時々あります。ここでは主にTortoiseGitを用いたリベースによる過去改変の記事リンクをまとめました。

リベースはプッシュ前のコミットや、作業している人が自身しかいないブランチのコミットに対して実施してください。

もし、チームで使用しているリポジトリでリベースした場合は大変なことになります。例えば、あるローカルリポジトリでリベースされる前のコミットが残っている状態で誰かがプッシュしようとした場合、そのコミットは他の誰かによって強制的に上書きされているため、プッシュできない旨のエラーが発生してしまいます。

プッシュ済みのコミットを対象とする場合、強制的に以前のコミットを上書きするために把握している変更をチェックしてプッシュします。

GitHubで表示される時間はCommitDateですが、前章の直前のコミットのやり直しを実施するとこの時間が上書きされます。そのため、初めてコミットした時の日時であるAuthorDateでCommitDateを上書きする必要があります。

> git rebase HEAD~1 --committer-date-is-author-date

注意事項として初回コミットをリベースする方法はありますが、コマンドが必要です。なので、GitHubでリポジトリを作成する際はREADME.md、.gitignore、LICENSEを自動生成した方が後々楽です。

また、プッシュ済みのコミットを対象とする場合、強制的に以前のコミットを上書きするために把握している変更をチェックしてプッシュします。

プッシュ済みのコミットを対象とする場合、強制的に以前のコミットを上書きするために把握している変更をチェックしてプッシュします。

これで間違ったコミットを綺麗にできますね。ただ、一番いいのは最初のコミットで不備がないようにすることなので気を付けたいです。